「ギャッベとは」

 

古くから南ペルシアの遊牧民によって織られているギャッベ。暑さ寒さから身を守る為、快適に暮らすための生活道具として代々受け継がれてきました。自分たちの育てた羊から糸を紡ぎ、自生する草木で染め、手織りで織る。生活の知恵の集結がひとつの絨毯を生み出し、家族で受け継がれながら使われてきました。そうしたギャッベの魅力が広まり、織りの技術はユネスコの無形文化遺産に登録されてます。
伝統的な価値があるだけで無く、気兼ね無く使うことができ、作り手の手仕事とぬくもりや個性を楽しめる世界に一枚だけの絨毯です。





 

アートギャッベならではの
心地いいポイント


 
 

1.上質な羊毛

高地で育った羊毛は脂分が多く、 上質な毛質になります。
そのため、冬は暖かく、夏は調湿作用が働き余分な湿気を逃すため、通念快適にお使い頂けます。油分が多いことで、汚れにくくお手入れも簡単です。

 
 

 

2.手紡ぎの糸

刈り取った後、全て手作業で紡いでいくアートギャッベの糸。
機械紡ぎでは出せない、一本一本のわずかな太さの違いにより、絡まりやすくしっかりと丈夫に織られます。

 
 

 

3.天然の色合い

アートギャッベに使われる糸は、ほとんどが草木染めによるもの。
手間と時間をかけて染め上げているからこそ、美しく豊かな風合いを永く楽しんで頂けます。

 
 

 

4.織り手の想い

手織りによりしっかり織られたアートギャッベは丈夫で長持ち。
代々受け継がれる伝統的な文様は、家族の幸せや健康を願う織り手の想いが込められています。

 
 

 

5.デザイン性

アートギャッベは世界で一枚だけの手織り絨毯。
一つ一つに意味のある文様や、織り手の遊び心が伝わる個性あふれるデザインは、見る人によって様々な解釈ができる自由なアートです。

 
 

 

6.確かな選定眼

長年培ってきた経験による独自の基準に基づき、専属の選定人が日本人の感性に合った、上質で心を震わす作品を、一枚一枚丁寧に現地で選定しています。

 
 


 





アートギャッベができるまで


高地で暮らす羊たちの毛は、上質で脂分も多くしっとりと肌触りの良い素材です。アートギャッベを織るのは、現地で暮らす女性達。縦糸に一本一本横糸を絡めては切ってを繰り返し、数ヶ月かけて織り進めていきます。こうして手織りならではの温かみのある、機械織りでは出せない表情に仕上がっていきます。織りあがったギャッベは裏面をバーナーで焼き、耐久性のあるものにしていき、更に表面はより美しく見せる為に刈り込み締めくくっていきます。その後、金属の鎌の様なものでゴシゴシと大胆に洗い、しっかりと乾燥させ、色を落ち着かせ毛並みも整えられていきます。最後に縁をかがり、すっきりと使いやすく仕上げてようやく完成します


 

世界最高品質の
「ゾランヴァリギャッベ」

 

ゾランヴァリ社は、イランを拠点に南ペルシアの部族民による手織絨毯を全世界に供給。「絨毯界のオスカー」と言われるテピヒ・オスカー賞を受賞しており、その品質の高さと芸術性で欧州各国でも高く評価されています。