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Designer アルネ・ヤコブセン
(1902-1971) 建築家として数々の名作を残したアルネ・ヤコブセン。世界各国で高い評価を受け、多くのデザイナーや建築家に影響を与えた北欧デザインの原型を作り上げた人物です。1927年、デンマーク王立芸術アカデミーを卒業。間もなく建築界に名を馳せます。活躍の幅も広く、海水浴場をはじめ、集合住宅、劇場、レストラン、大規模なリゾート計画なども手掛けました。1952年にアントチェア、その後、セブンチェア 、スワンチェア、エッグチェアと数々の名作を作り上げました。ヤコブセンの創作プロセスの中心は、細部への徹底した配慮があります。代表作の「SASロイヤルホテル」は建築から、家具や照明、カトラリーやドアノブにいたるまで全てを手掛けました。建築だけでなく、建築の中にいる人の生活も妥協せず追求する。こうしたヤコブセンの世界観や美学が、遺されたデザインに見ることができます。 |
Designer 皆川 明
東京の文化服装学院出身の皆川 明は、テキスタイル・ファッションデザイナーであり「ミナ ペルホネン」のデザイナーとして知られています。「ミナ ペルホネン」は1955年の発表以来、年代や国籍を問わずファッションに敏感な女性たちの人気を博してきました。自然や命ある物、社会に眼差しを向け、ファッションの領域を超えてタイムレスなデザインを創りたいと願う皆川。手を動かし描かれる図案からテキスタイルデザインを始め、織りやプリント、刺繍の技法を様々に使いテキスタイルに展開。独自のロマンティックな個性と、どこか無垢(ナイーブ)な感性を感じさせるテキスタイルを数多く生み出しています。 |